免許を取得した時はAT免許でもいいかなぁと思ったいたけど、人生長く生きているとMT車に乗る必要が出てくることがあります。この場合は皆さんが持っている普通車免許の『普通車はAT車に限る』という限定を解除する必要があります。
こちらの記事では主に自動車学校で限定解除をする方法と、一発試験を受験する場合の方法を解説しております。
自動車学校で限定解除
限定解除をする場合は、ほとんどの方が自動車学校に通います。
限定解除までの簡単な流れ…
自動車学校での教習時間は最短4時限(50分×4回)で、最後に技能審査と呼ばれる運転のテストが行われます。ここでの点数が70点以上で合格となり、自動車学校は卒業となります。卒業時に技能審査合格証明書を渡されるので、最寄りの運転免許センター等にいって限定解除することができます。
詳しい内容を説明していきます。
自動車学校の選び方
まずはGoogleマップを開いて、通いやすい自動車学校を検索して電話をかけましょう。
下記のポイントを聞くと良いと思います。
・料金(教習が延長した場合や、試験に落ちた場合の料金も)
・卒業までの期間(自分が通える曜日や時間帯等を伝えて聞いてみましょう。教習は最短4時限で終わりますが、自動車学校が込み合う時期に通うと、予約が取りづらい場合があり時間がかかります。2月、3月、8月、9月等)
・試験日(技能審査は、決まった曜日や時間帯にしかやっていません)
・申し込み方法(支払い方法等)
ホームページを見ても情報が見つけづらいことが多いので、電話で聞くと分かりやすいです。
料金は5万円~8万円くらいが目安になります。
普通車免許の時に卒業した自動車学校だと、卒業生割引がある学校もあります。
入校時に必要なもの
免許証・入学金・申込書・免許証の条件にあれば眼鏡等(※色付きの眼鏡やカラコンは不可)・その他各自動車学校が指定したもの
入校時には視力検査がありますので、視力が0.7以上なければ入校できませんので、視力が落ちてきた方は念のため眼鏡を準備しておく方が良いかと思います。
また、レーシック等の手術をして視力が回復したのに、免許証に眼鏡等の条件がついたままの方は、運転免許センターや運転免許試験場で眼鏡等の条件を先に解除しておくと良いでしょう。
卒業までの期間
自動車学校には教習期限があり、限定解除の教習期限は3か月となります。この3か月の間に全ての技能教習(最短4時限)を終わらせる必要があります。入校の申込をした日ではなく、初めて運転の教習を受けた日から3か月となります。
限定解除の最短教習時限数は『4時限』ですが、4時限目は『みきわめ』という時間になっており、その名の通り担当する指導員が技量の習熟度の見極めをしてOKをもらえれば、運転テストである技能審査を受けることができます。
ちなみに1日に受講可能な教習時限数は『2時限』までなので、教習と技能審査を最短で実施すると『3日』かかります。
各自動車学校の対応の違いや、通われる方の都合にもよりますので、連続した3日で終了するのは難しいかもしれません。
また、最短4時限で終わる方もいれば、『みきわめ』が不良となり教習を延長する方もいます。私が見た中には、15時限以上教習をされて苦労されている方もいましたが、本人の頑張りもあり無事に卒業されていました。
運転に不安がある方は、追加料金を払って『安心パック』というような、教習がどれだけ延長しても料金が一律となるプランがある学校もあるので、運転に不安がある方は入校前に確認をしてみましょう。
教習内容
教習は全て自動車学校の場内で行われますので、路上での試験はありません。
練習課題は主に5つ『S字コース』『クランク』『坂道発進』『踏切の通過』『方向変換』になります。ほとんどの方が普段から運転をされているので、課題ができない方はあまりいないです。やはり、MTならではの加減速時のギヤチェンジと、低速の調節に苦戦している印象があります。
また、審査コースの中に上記課題が組み込まれていますので、コースを覚えておくと運転がしやすくなります。できれば事前にコースをしっかりと覚えておきましょう。
教習を受ける時には、サンダルやヒールのある靴は使用できません。また、バイクブーツや安全靴など、靴底が固いものはクラッチの感覚がつかみづらいので履かない方が良いです。
技能審査
教習の『みきわめ』がOKとなると、次は運転のテストである技能審査を受けることになります。技能審査の日は自動車学校によって決まっています。日曜日に実施している学校もありますので、都合の良い曜日で審査ができるか入校前に確認が必要です。
審査コースは複数あるので、当日どのコースを実施するかが分かります。
採点基準は70点以上必要ですが、教習のみきわめを通った方はほとんど合格できるかと思います。
一発で失格になる行為は事前に説明されるので、よく聞いておきましょう。
技能審査に不合格になった場合は、1時限の教習を実施した後に、再度技能審査を受けます。
合格後、技能審査合格証明書が貰えます。この証明書は合格した日から3か月が有効期限になるので、早めに運転免許センターに限定解除の申請に行きましょう。申請が終わるまでは、MT車を運転することはできません。
免許証は新しいものがもらえるの?
免許証は新しくなりません。
今ある免許証の裏面に『AT車は普通車に限る』の限定を解除する旨が記載されます。免許証の表面に記載されている『普通車はAT車に限る』等の記載は次回の免許更新時か、新たに別の免許証(バイク・トラック等)を取得されない限りはそのまま記載されることになります。
下記の裏書きは、免許証の条件に『準中型車で運転できる準中型車は準中型車(5t)に限る 準中型車と普通車はAT車に限る』の条件が付された人が、AT限定解除をした場合に記載されます。

運転免許センター・運転免許試験場で限定解除【一発試験】
自動車学校に通わずに、各都道府県にある運転免許センター・運転免許試験場での直接受験(一発試験)で限定解除をする方法があります。この場合は最短で2日かかります。
1日目・申請
限定解除技能試験を受けるために申請をします。免許証と手数料が必要です。
試験日を指定されるので、事前に試験のコースを確認しておきましょう。
試験は平日の指定された時間帯に行われます。
2日目・受験
指定された試験日に受験をします試験コースは当日に指定されます。
採点基準は70点以上で合格になります。合格すると免許証に限定解除される旨の記載がされます。
免許証は新しくなりません。
一発試験はよほど運転に自信がある方以外は時間がかかる可能性があります。また、事前に試験コースを覚えて、試験の採点基準を理解しておきましょう。格安で限定解除できるのは魅力ですが、かなりの難易度だと思います。
まとめ
オートマチック車の限定解除は自動車学校に通うのがおすすめです。
時間的に余裕がある方や、運転に自信がある方は一発試験も良いかと思います。
限定解除では免許証は新しくならないので、『普通車はAT車に限る』の表記が消されるのは、新しい車種の免許を取得するか、次回の免許更新まで待つことになります。
限定解除は基本の運転を学び直すこともできるので、普段の安全運転にも役立ちます。機会があれば是非、限定解除をしてみましょう!


Comments