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けん引一種免許試験~試験場で一発試験を受ける~

けん引一種の運転免許を一発試験で取得しようと思い立ち、結果として無事に免許を取得できました。その過程で色々な人のけん引免許取得のブログを見させてもらったので、自分も経験したことや感じたことを書いておきたいと思います。

一般的にけん引免許は自動車学校に通うか、試験場や免許センターで一発試験を受けることになります。自動車学校は最短技能教習時間が12時限で、費用的にはおおよそ15万円前後になることが多いようです。

一発試験はその名の通り、試験場で直接試験を受けることができます。格安で免許を取得することができるので利用する人も多いです。最安で6,100円です。(試験料2,600円・試験車使用料1,450円・免許交付手数料2,050円)、運転技術があれば試験のみの受験でも良いのですが、そんな技術は無いので今回は試験場のコースを使って事前に練習をしてからの受験となりました。

参考までに過去3年の自動車学校を卒業して免許を取得した人数と、一発試験で免許を取得した人数になります。(警察庁 運転免許統計より)

自動車学校 2019年 21,499人 2020年 23,425人 2021年 23,956人 

一発試験 2019年 2,994人 2020年 3,302人 2021年 3,863人

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けん引免許受験までの流れ

平針運転免許試験場へ試験の申し込み

受験をしたのは愛知県の平針運転免許試験場になります。近年建物やコースを改修したため、施設はとても綺麗ですが駐車場が有料となったため、1回行くたびに駐車料金が500円かかります。3階建ての立体駐車場があるので屋上に停めるとコースの全景が見えます。

どこで申し込みをするのか分からず2階の相談窓口で聞くと、⑪番の窓口に行って希望の試験車種を伝えてくださいと言われたので、そのまま同じく2階にある⑪番窓口に行きます。そこで4,050円(試験料2,600円・試験車使用料1,450円)を支払い、運転免許申請書をもらいます。

愛知県証紙2600円分はあらかじめ貼ってあります

この書類は3枚つづりになっていて、1枚目が運転免許申請書、2枚目が適性試験・申請調査票、3枚目が受験票になります。

申請書には写真を張る場所が2か所あり、1枚目と3枚目に写真を貼る枠があります。3枚目には両面シールで写真が貼れるようになっているのですが、1枚目にはただ写真としか書いておらず、どうするのかな?と思ったのですが、免許証を持っている人は1枚目に写真は貼らないとのことでした。

写真を撮る機械は試験場の2階に3台あります

申請書は複写式なので3枚目まで届くように筆圧強めで記載します。2枚目の裏には質問票があるので併せて記載します。これを持って⑭番で受付、㉑番で適性試験(視力確認)、そして⑰番(技能受付)へ向かいます。

けん引の必要視力は方眼で0.5以上、両眼で0.8以上必要で、深視力も計測します

⑰番では免許証と申請書を提出して試験日の指定を受けます。試験の指定日はちょうど2週間後です。受付をしてくれた人から試験のコース表と受験票をもらうと、受験コースの説明をしてくれます。そこでけん引のバックの難しさを伝えられて「しっかり練習した方が良いよ、あれはセンスが必要だから」と言われました。

⑰番窓口

ちょこちょこ読んでいた色々なけん引免許取得ブログにも、試験の全ては『方向変換』にかかっていると書かれていたので、ちょっと心配になってきました。もちろんけん引自動車は乗ったことがないので、バックの動きイメージもありません。

平針自動車練習所へ申し込み

練習はするつもりだったので、その足で平針自動車練習所に技能練習の申込をしに行きます。ここは試験場に併設されており、直接試験のコースを使って運転の練習することができます。

申し込みに必要なのは証明写真1枚(先ほど撮ったものを使います)と、入校金3,700円と、運転免許証になります。

ここで問題となるのが「試験までに何回練習をするべきか?」になります。

なるべく1回で受かりたいけどお金はかけたくない。自分的には2回の練習で行けたらいいなぁと思っていたので、とりあえず2回分の予約を取り、実際に運転してみた感じで追加の教習を受けようと考えました。

けん引自動車1時限分の料金は9,400円

1回目の技能教習

時間になったら車の横にいてと言われたので、発着点に止まっているけん引車のそばで待っておきます。時間になったら申し込み時にもらったドライバーズカードを担当の指導員に渡して教習開始です。

まずはコースの外周をぐるぐる回ります。自分的には大型自動車とさほど車体の感覚が変わらない感じがしたので、違和感なく操作ができますが、エアブレーキの感覚が久しぶりのため、ブレーキが下手になったなぁと感じました。ただ、それ以上に久しぶりに大きい乗り物に乗れるワクワク感と楽しさがあり、表情に出さないまでもテンションは上がっていました。

しばらく外周を走っている右左折するようにと指示が入ります。右左折の車両感覚も大型自動車に似ているように感じました。しばらく右左折をしていると、「コースを走りましょうか」と言われたのでAコースの練習に入ります。

けん引試験のコースでは主な課題として、S字コース、方向変換、踏切通過があります。その他に見通しの悪い交差点を通過したり、障害物をよけたり、右左折したりで発着点に戻ってくるコースになります。

Aコースの途中で問題となるであろう方向変換(右バック)を実施しました。

けん引車でバックする時は行きたい方向と逆にハンドルを回すのですが、これは試験を受験すると決めてから初めて知った事実でした。

なので、事前に色々な動画やブログを読んでイメトレはバッチリしていましたが、この日は自力で一切入らずでした(^^;

横からアドバイスをもらうので、言われるがままに操作をすれば入れるのですが、運転の手ごたえが感じられません。。

ただ、なんとなくイメージが掴めた(気がする)のでこの日以降、さらにYoutubeの動画を見まくりイメージトレーニングに入ります。その他の練習方法としては、スマホのトレーラーゲームアプリで練習をしました。

2回目の技能教習

この日は前回担当の指導員ではなく別の担当の方です。

前回の練習内容は引継ぎされているようなので、早速コース練習に入ります。コースは選んでいいよと言われたのでAコースを走行します。この時点で試験日はAコースがでると自分の中で勝手にヤマを張っています。(根拠は全くなし)

練習をしていると指導員から「二種は受験しないの?一種とったら受けてみても面白いよね。」と言われて、けん引二種を取得しようとは考えていなかったけど、確かにそれも面白いかなと思いました。

コース途中に運転についていくつかの指摘が入りましたが、結局は方向変換が上手く入れません。何回も練習するのですが、指導員から助言をされてされてされまくりで、なんとか入る感じです。そして入れる場所に対しては平行ではなく曲がって入ります。左バックでの方向変換も同様です。

そして方向変換をしながら、次も教習予約をしようと強く思うのでした。

3回目の技能教習

この日は走ったことのないBコースを走ります。そしてコース途中にある方向変換でひたすらバックの練習です。この日の結果としては、車体が斜めにはなりますが、方向変換の枠の中に納まることに成功しました。もちろん助言もあります。試験基準としては良いよね、、、とのお言葉もいただいたので、試験当日は祈りをささげることにして、練習はここで終わることにしました。

ここから試験当日まではひたすらYoutubeでけん引の方向変換動画とスマホアプリでイメトレ練習となります。

練習場のホームページを見るとけん引車は2台あると書いてありましたが、3回とも練習では試験で使う車両(401)しか使いませんでした。

試験当日

当日の受付は⑰番窓口、上部のモニターにAコースと出ていて、張っていたヤマが当たります。そして説明を受けてコース発着点で待機するように指示されます。集合までは時間があるのでコースを歩きながらイメトレをします。

その日の受験者は4人いて、全員けん引一種の受験者です。

自分の番は3番目なので順番を待ちます。結構ドキドキしています。

1人目の方はS字でひっかかり苦戦、方向変換も何回か切り返しをしています。

2人目の方は方向変換で切り返し多数で途中終了、発着点に戻ってきます。

そして自分の番、いつものように準備をしてコースを走行します。

発着点から出発して、ならし走行開始地点で一度停止します。その後、直線で指定速度の50キロを出します。障害物を避けて交差点を右折する前にギアを5速から4速に変えるためにチェンジをしますが、間違って2速に入れようとします、ガリガリガリガリーッ‼とすごい音が聞こえてきたので(ギアが入らない為)慌てて4速に入れ直します。

落ち着いて運転しているつもりですが、思った以上に頭が回ってない感じです。

少し焦りましたが、その後気持ちを冷静に保たせつつS字コースをクリアして方向変換に向かいます。

試験のポイントとなるの方向変換でしたが、初めて綺麗に平行に入り、そして出やすい位置に入ることができました。えっ、急に上手くなったの!?と、運転している自分もびっくりなぐらい上手く入りました。その後無事に発着点に戻ります。

試験官からの講評は、右左折時にウインカーが消えたのに再度出さなかったことを指摘されます。これは練習中にも言われていたのですが、S字コースの入り口に入った後、車体が全部S字コースに入りきるまでは合図を継続しなればいけないのですが、途中のハンドル操作でよく合図が消えます。再度合図を出さなければいけないのですが、運転に必死で忘れてしまいました。そんな場面がいくつかあったそうです。

そして、直線と右折の速度の繋がりが悪いとの指摘です。多分右折の速度が必要以上に遅かったからかと思います。確かに運転を円滑に行うという意味では速度を落としすぎていたかと思います。

ただ、試験前の説明でコース上には誰もいないですが、人とか自転車とかいると思って走ってくださいって言っていたので、右折は遅くても良いのでは?とちょっと思ったりしましたが、確かに円滑ではないですね。

そして、4人目の方もやはり方向変換で切り返しをしていました。

やはり『方向変換』恐るべしということです。

合格発表

合格発表のモニター前で時間前に待ちます。

時間になると自分の番号がモニターに表示されて無事に合格することができました。

合格後すぐに⑪番窓口で免許交付手数料の2,050円を支払い、4階に向かいます。そこで運転免許引換書をもらえるので、その下部を見ると自分の点数が70点だということを知ります。70点以上が合格なのでギリギリです。

運転免許引換書の下部

その後免許証の暗証番号4桁×2を設定し、写真を撮影してしばらく待った後、新規免許取得となりました。

合格発表から30分程で新規免許を受け取ることができました。

過去何度か試験場で免許を取得しましたが、技能の一発試験を1回で合格できたのは初めてだったので、すごく嬉しかったです。方向変換に関しては、少々運の要素が強かったですが、とても楽しく免許が取得できたと思います。

まとめ

後々、色々な動画を見て気づいたのですが、平針試験場にあるけん引車の試験車両の全長はどうやら長いようです。自動車学校で使われているけん引車は長さが短いものが多いのかもしれません。

後で聞いたのですが、車長が長いと方向変換の後退時に曲がりづらいそうです(その分伸びやすい)、短い車長のものが曲がりやすい(そして伸びにくい)との話を聞きました。短い長さのけん引車も是非機会があれば乗りたいものです。

けん免許取得にかかった費用

駐車場代5回分(申し込み・練習3回・試験日) 500円×5 2,500円

免許試験代 4,050円

自動車練習所入校金 3,700円

技能教習練習代3回分 9,400円×3 28,200円

免許交付手数料 2,050円

合計40,500円

こうしてめでたくけん引免許を取得した訳ですが、この5日後にけん引二種の試験申し込みをすることになります。

それではまた次回のお話で。

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